ズバリ、工学部と学科案内(特集)

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イントロダクション、スバリ「工学部」と学科

国立大学公立大学で志願者が最も多い工学部の教育を整理してみました。
工学部の教育は、伝統的な理工系分野から、現代の社会的課題に対応した新興分野まで非常に幅広く、その多様性が大きな特徴です。ナレッジステーションのデータベースを活用し、ズバリ「工学部」名の学科調査で、学科数は全国で約190種類の多さとなっています。

ズバリ、工学部の学科と大学:上位9学科

特に設置数が多い工学部の学科を以下にご紹介します。なお、学科名に対応する設置学部は大学によって異なります例:建築学科は建築学部や工学部などに設置されています)。下記の学科名にリンクされたページでは、対応する大学の一覧が表示され、学部名と学科名を確認できます。

ランキング学科名(学校数)
1建築学科
2機械工学科
3電気電子工学科
4応用化学科
5機械システム工学科
7情報工学科
8電子情報工学科
9電気電子情報工学科
10航空宇宙工学科

上位学科の特徴

1.建築学科

建築学科は、工学の中でもデザインと工学の融合が求められる学科です。都市計画や住宅設計に関する技術を学ぶだけでなく、環境に配慮した建築デザインや持続可能な建築技術も注目されています。将来のキャリアとしては建築士や都市計画家が主流です。

2.機械工学科

機械工学科は、工学部の中でも最も伝統的な学科の一つです。自動車、産業ロボット、航空機など、モノづくりに関わる分野で不可欠な基盤技術を学ぶ学科です。長い歴史の中で教育体系が確立されており、安定した人気を誇っています。卒業後は製造業や重工業、エネルギー関連分野への進出が多く見られます。

3.電気電子工学科

電気電子工学科は、日常生活を支える電気機器や通信技術の基盤を学ぶ学科です。スマートフォン、家電、インフラ設備など幅広い応用分野が特徴です。現在はAIやIoT(モノのインターネット)とも関連が深く、時代の最先端を走る分野として注目されています。

4.応用化学科

応用化学科では、化学の基礎を応用し、医薬品、材料、エネルギー開発などに貢献する技術を学びます。ナノテクノロジーやバイオテクノロジーといった新興分野との関連も強く、未来社会を支える重要な学科です。

5. 機械システム工学科

機械システム工学科は、従来の機械工学に加え、システム設計やロボティクスといった領域もカバーする学科です。複雑化する産業のニーズに応える形で設置されています。

工学部設置学科の多様性

工学部の設置学科は、伝統的な分野から現代社会のニーズを反映した新興分野まで非常に多岐にわたります。例えば、「機械工学科」「電気工学科」のような基盤分野だけでなく、「航空宇宙工学科」や「知能情報工学科」といった未来技術を学ぶ学科も増加しています。具体的な大学名については「学科からの逆引き大学検索」をご利用ください。

1. 伝統的分野

基準

社会インフラや産業基盤を支える技術に関わる学科。
工学部の中核的存在であり、長い歴史を持つ学科。

主な学科

2. 融合分野

基準

伝統分野に加え、他分野との融合を特徴とする学科。
環境、情報、医療など異なる分野との連携が見られる。

主な学科

新興分野

基準:

AI、IoT、宇宙、サステナビリティなど、現代の社会的ニーズや未来技術を反映した学科。
最近の設置が多く、新しいテーマに対応。

主な学科

参考

学部名称に「工学」のある学部名を以下に参考として掲載いたします。工学分野がカバーする多様なテーマや切り口を知る一助としてご活用ください。具体的な大学名については、ナレッジステーションの「学部・学科逆引き検索」をご利用ください。

医用工学航空工学生命理工学
海洋工学国際環境工学総合環境理工学
環境都市工学産業理工学総合理工学
基幹工学システムデザイン工学創域理工学
基幹理工学システム工学創造工学
基礎工学システム理工学創造理工学
共創工学生産工学デザイン工学
芸術工学生物理工学未来工学
建築都市工学生命工学工学

この情報について

学部検索:工学部を調べる方への関連学科案内
工学部に関連する学科を以下にご紹介します。大学数が多い主要な学科については直接リンクを設けていますので、詳細をご覧いただけます。また、大学数が少ない学科については、「学科からの逆引き検索」をご利用ください。設置者(大学名)や地域からも調べることが可能です。

関連情報

国立大学 学部別 志願者・入学者数

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グラフは国立大学のもの。国立大学、公立大学の学部別志願者、もっとも多いのは工学部です。


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